倉吉市、北栄町、琴浦町をはじめ、鳥取県中部にてお墓・石材のお仕事をさせていただいております景山石材です。倉吉市の地域墓地にて、愛媛県産大島石のお墓を建立させていただきましたので、ご紹介いたします。

 

倉吉市 地域墓地 お墓の建立 愛媛県産大島石

 

知人の紹介でお墓の建立をご相談いただきました。倉吉市の地域墓地に既に墓地をお持ちで、そこに建てたいというお話でした。

 

こちらがその墓地です。すでにブロックの外柵が設置されています。入り口階段から狭い階段を上ってお参りする高さのある墓地で、周りのお墓も同じように、高さのあるお墓ばかりでした。

周りのお墓と同じように、現状のまま階段を3段ほど上った高いところにお墓を建てるのも一案ですが、最近の傾向としては、高さを下げてお参りしやすくしたお墓も増えています。外柵のブロックが経年で傷んでいたこともあり、この機にブロックの外柵を取り外し、低くお参りしやすいお墓をご提案しました。

 

工事にあたって、お隣との境界を確認しています。ブロックは3段積まれ、階段も一段ごとの高さがあるのが分かります。

お墓については、「小さくてもいいからいいものを建てたい」というご希望がありました。周りのお墓は、一尺くらいの大きな墓石を墓地いっぱいに建てているものが多かったのですが、ご希望を受けて、サイズはひとまわり小さくし、愛媛県産の大島石で建立させていただくことになりました。

 

工事開始です。工事を始める頃には、雪が積もる時期になっていました。まずは、ブロック内部の土を掘り出します。

 

かなり出しましたが、まだまだあります。最終的にはトラック2台くらいの量になりました。

 

囲いのブロックを3面取り外しました。今回は、墓地の向かって左側にはお墓がありましたので、そちらを残してまずはほかの3面を取り外しました。

 

お隣と接している左側のブロックを取り外します。おそらく皆さんがこの高さでお墓を建てることを前提として工事されたのでしょうね。ぴったりと、同じ高さで作られていました。丁寧に、慎重に取り外していきました。

ブロックの壁石を取り外した後は、新しい外柵の縁石を設置します。その後、お墓の基礎を施工して、踏み石等を設置したらお墓の据え付けに入ります。

 

台座から設置を進め、最後に一番上の棹石を据え付けます。設置する位置に墨を付けて、位置決めをしています。

 

決めた位置に、耐震ボンドを使用して棹石を設置します。

 

目地を入れ、大磯の砂利を入れたら完成です。

 

愛媛県産の大島石の墓石です。「質のいい石で作りたい」というご希望を伺って、このほかにも佐賀県産の天山石などもご紹介した中から、こちらをお選びいただきました。地域の気候風土にも合い、馴染みのある石です。大島石は、日本を代表する銘石であり、とても質が良くきれいな石です。産地から原石を小割で仕入れ、当社工場でカットして磨きました。

 

通路は広く、幅のある踏み石は存在感があります。隙間も小さくしており、表面はバーナー加工をしているため雨などで濡れても滑りにくく、とても安全です。狭く急な階段を上ることなく、小さな段差なので、お歳を召してからも安全に快適にお参りいただけます。

 

完成したお墓には、お客様にも大変喜んでいただけました。昔ながらの高さのあるお墓はまだまだたくさんありますが、最近ではこうした低い場所にフラットなお墓を建てるケースも増えています。現代的な、バリアフリーのお墓と言えますが、墓地がどんなに平坦な場所にあっても、たどり着いたお墓に急な階段があるのではバリアフリーとは言えません。今は問題なくても、高齢になる将来のことを考えると、安全で楽にお参りできるお墓はとても良い選択だと思います。このたびは、当社に建立をお任せいただき、ありがとうございました。今後ともどうぞ末永くよろしくお願いいたします。

今回は、愛媛県産の大島石を当社工場で加工して建立させていただきましたが、今回仕入れた大島石は、ほれぼれするような良い石でした! もともと最高品質の石で、当社でも普段から良質のものを選んで使用していますが、やはり石は自然のものなので、採れる時期によっては多少の違いがあります。そんな最高の状態の石を加工することができたこともあって、思い出に残るお仕事になりました^^